Synology NASでのRAID変更方法!

RAID変更を行う際には様々なエラーが起こる可能性がございます。以下の準備を行い、万全を期した状態にてRAID変更を行いましょう!

仕事の引き継ぎのイラスト
目次

変更前の前準備

完全バックアップの取得

誤操作・停電・HDD不良・ソフトウェアエラー などでデータが消失するリスクがあります。

データが飛んだ人のイラスト
【ストレージプールとボリュームの状態確認】

DSMの「ストレージマネージャー」で以下を確認

不良ディスクが含まれるとRAID変更中にエラーが発生しやすいです。

指差し確認のイラスト(男性会社員)
【電源の安定化】

RAID変換には数時間~数十時間かかる場合があります。

途中で電源の不安定によってデータの損失につながる可能性も!?

停電のイラスト

RAID変更手順

STEP
DSM にログイン

・Webブラウザで NAS の IP または QuickConnect から DSM にログインします。

・管理者権限を持つアカウントで操作してください。

STEP
ストレージマネージャーを開く

・DSMのメインメニューから 「ストレージマネージャー」 をクリック。

・左メニューで 「ストレージプール」 を選択。

STEP
対象のストレージプールを選択

・RAID変更を行いたい ストレージプール をクリック。

・詳細情報が表示されるので、**状態が「正常」**であることを確認。

STEP
RAIDタイプの変更を選択

画面上部の 「…(アクション)」ボタン→ 「RAIDタイプを変更」をクリック。

  ※例:RAID 1 → RAID 5 への変更 / 変更可能な RAID タイプが表示されます。

STEP
新しいドライブを選択

・RAID拡張には 空きベイのHDD/SSD が必要です。

・追加したいドライブを選び、[次へ] をクリック。

STEP
RAID変更の確認 ※データ保持可否のメッセージが表示されます。

・SHR や RAID 1 → RAID 5 のように 冗長性を強化する変更はデータを保持しつつ変更可能。

・RAID 5 → RAID 0 のように冗長性を失う変更は、データ消去が必要

・内容を確認し、チェックを入れて進める。

STEP
変更処理の実行

・[適用] をクリックすると RAID 変更処理が開始。

・進行状況は「バックグラウンドタスク」から確認可能。

・この間も NAS を使用できますが、処理が終わるまで パフォーマンスは低下します。

STEP
完了後の確認

・RAID変更が完了すると、ストレージプールの RAID タイプが新しいものに更新されます。

・必要に応じて ボリュームを拡張 してください。

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