【毎週”水曜日”更新】Synology NAS解説 第2回 ~バックアップ機能紹介~
ランサムウェア対策ならSynology!
→上記の事件はその他通販サイトにも波及し、受注停止などが相次いでいます。
近年、ランサムウェアによるサイバー攻撃が中小企業だけでなく、大手にも続々と攻撃が向いています。
攻撃を受けてしまった場合、最悪はデータを失い、業務の復旧不可などの事態に陥ってしまいます。
※そんな「ランサムウェア」からデータを防ぐには対策が必要です。
以下の紹介にはそんなランサムウェアなどサイバー攻撃からデータを守る機能が盛り沢山となっております。
本記事では、Synology NAS内で使用される機能をご紹介します。
※機能説明の下部には取扱い商品を掲載しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
Synology NASで使える主なバックアップ機能(アプリケーション) 4選(+1)!
①【Active Backup for Business】 ※PC/サーバのバックアップ
“ベアメタルバックアップ”と復元が可能
システムレベルのバックアップとすべてのアプリケーション、設定、データの”ベアメタル復元”により、
ダウンタイム発生時にエンドポイントを保護します。
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・・・通常のバックアップは「ドキュメント」「データベース」など個別のファイルを保存しますが、
ベアメタルバックアップはそれよりも深く、ディスク全体の状態(OS・パーティション構成・ブート情報等)を丸ごとコピーします。
つまり、「金属(=ベアメタル)=ハードウェアのむき出し状態」からでも、
システムを完全に復元できるのが最大の特徴です。
②【Hyper Backup】 ※Synologyを他のデバイスにバックアップ
Synology システムのフォルダ/システム設定/ソフトウェア パッケージ をさまざまな保存先にバックアップします。ベアメタル復元でシステム全体のクローンを作成したり、ファイルレベルの復元で指定したデータを取り出したりできます。
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③【Cloud Sync】 ※NASフォルダをクラウドに同期、かんたんBCP
Cloud Sync を使用すると、ご使用の Synology NAS と、Dropbox、One Drive、Google ドライブなど複数のパブリック クラウドの間でファイルを同期したり、共有したりすることができます。
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④【Snapshot Replication】
Snapshot ReplicationはフォルダーのSnapshotを取得する機能と、
Replicationによるバックアップを行う2つの機能を併せ持ったアプリケーションです。
写真を撮るように、その時点のデータをマッピングし、マッピングデータをもとに現在の状態と
差分を自NAS内にバックアップを実施します。(フォルダ単位、最短5分に1回、最大65,535バージョン)
また、オンライン(作業中)のバックアップも可能です。スナップショットを取得した時点には
いつでも復元が可能です。復元はWindowsのエクスプローラから右クリックでユーザ自身が実施可能です。
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Synology NASを代表する機能 ~イミュータブルスナップショット~
イミュータブルスナップショット ※ランサムウェアの暗号化、削除からデータを完全に保護
スナップショットおよびスナップショットが所属する共有フォルダが何らかの理由によって削除されることを防ぎます。
管理者の認証情報が悪用された場合もデータの保護が可能。任意の保護期間を設定し、期間内の削除を防ぐことができます。
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