【2025年】Microsoft Software in CSP とは?複雑なMicrosoftライセンスを徹底解説!
Microsoft Software in CSP とは
「Microsoft Software in CSP(Cloud Solution Provider)」は、マイクロソフトのソフトウェアやクラウドサービスを、CSPパートナー(クラウドソリューションプロバイダー)を通じて購入・管理するためのプログラムです。このプログラムでは、企業や組織がMicrosoft 365やAzureなどのクラウドベースのサービスをサブスクリプションモデルで利用することができます。

ココがポイント!
※CSPは必要な分だけライセンスを購入できるため、予算や規模に合わせてコストを最適化できます。


WindowsServerのソフトウェアライセンス
WindowsServerのソフトウェアライセンスは、WindowsServer OSを使用するために必要な許可証です。企業や個人がWindowsServerをインストールして利用するためには、このライセンスを取得する必要があります。
主なライセンス形態
ライセンス種別 | 特徴・制限事項 | 利用制限の具体例 |
---|---|---|
OEM版ライセンス(DVDメディア提供) | ・購入したデバイスに紐付けられる ・他のデバイスへの移行不可 ・メーカー間の互換性なし ・永年ライセンス | ・(例)富士通サーバにLenovo用OEMライセンスはインストール不可 ・ダウングレードは不可(一部条件の元、可能) |
DSP版ライセンス(DVDメディア提供) | ・特定ハードウェアとセットで購入 ・そのデバイスにインストールされることが前提 ・永年ライセンス | ・単体購入は不可、必ずサーバー本体との同時購入が必要 ・ダウングレードは不可 |
CSP版ライセンス(最終所有者テナント内にライセンスのみ付与) | ・必要数だけ購入可能(1つから購入可能) ・ユーザーや企業アカウントに紐付く(ハードウェア依存は無し) ・譲渡、転売は不可(別テナント間移行は不可) ・永年ライセンス | ・個人間、企業間でのライセンス移動はできない ・ダウングレード可能(2世代まで) |
SQL Serverのソフトウェアライセンス
SQL Serverは2パターンのライセンスがあります。

SQL Serverは、Windows OS上で動作するリレーショナルデータベースの一つです。
他のデータベースと比べて使いやすさが評価されており、日本国内でも非常に人気のあるデータベースとして広く認知されています。
2つのライセンス形態
ライセンス種別 | ライセンス単位 | CAL | 利用対象 | 違反リスク | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
コアライセンス | 物理CPUコア数分の購入(最低4コアから) | 不要 | 高負荷環境/コア数の多いサーバ | 適切なコア数分購入すれば問題なし | 接続数を問わず使える/※仮想化環境時はCSPでは提供不可 |
サーバライセンス | サーバごと1ライセンス | 必要 (ユーザー数やデバイス数に応じて別途購入) | 小規模環境/接続数が少ない場合に適応 | CAL不足の場合はライセンス違反 | 初期コストは安価/CALにより拡張性に制限あり/仮想化環境で使用可能 |
※導入するサーバーの要件に合わせてライセンスを選定しましょう。32コアのサーバーで接続数10名であればサーバライセンスの方が安価となり、8コアのサーバーで接続数1000名であればコアライセンスの方が安価となります。
Office(LTSC)のソフトウェアライセンス
Office(LTSC:Long Term Servicing Channel)のソフトウェアライセンスは、Microsoft Officeの永続的なバージョンを提供するライセンスです。通常のMicrosoft 365(サブスクリプション型)とは異なり、LTSC版は購入後、特定の機能やアップデートが長期間提供されるバージョンです。

Office LTSCライセンスは永続的に使用できる安定版のOfficeを提供し、新機能の更新はなく、セキュリティや必要な修正が長期間サポートされるライセンスです。最新機能のアップデートは不要な企業向けに適しています。
Office(LTSC)のソフトウェアライセンスの特徴
- 永続ライセンス
- 一度購入すれば、追加のサブスクリプション料金なしで、長期間にわたり使用できます。
- 新しい機能の追加はないものの、セキュリティ更新などは提供され続けます。
- 定期的な機能更新なし
- LTSC版は新機能のアップデートが基本的にはありません。必要最低限の更新やセキュリティパッチが提供されるだけです。そのため、常に最新の機能を利用したい場合には向いていませんが、安定した環境を維持したい企業や組織には適しています。
- 主に企業向け
- LTSC版は特に企業や組織向けに提供され、長期間にわたる安定性とセキュリティを重視するシーンに最適です。
手順1:下記【商品一覧のリンク】の中から商品をクリックいただき、
開いたページ右側の黄色いボタン(お見積書のご依頼 お問い合わせはこちら)から内容をご送信くださいませ。
【商品一覧のリンク】はこちら
手順2:ご購入時は下記のMSCSP申請書にご入力後、別途メールに添付のうえご送信下さいませ。
【MSCSP申請書はこちら】
手順3:申請書の確認ができ次第、手続きを進めさせていただきます。
・ご注文いただきました商品は、お手続き後メールでの納品となります。

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Windows Server ライセンス
CSP Windows Server 2025 Standard – 16 Core License Pack
Windows Server ライセンスのCALはこちら
Windows Server 2025 Client Access Licence – 1 Device CAL
Windows Server 2025 Client Access Licence – 1 User CAL
SQL Server ライセンス
CSP SQL Server 2022 Standard Edition (Japan Only)
SQL Server ライセンスのCALはこちら
CSP SQL Server 2022 – 1 Device CAL
CSP SQL Server 2022 – 1 User CAL
よくある質問
- 再販業者ですが、新規テナントを再販業者名義で構築し、後にエンドユーザーへ転売、譲渡はできますか?
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できません。新規テナントとライセンスは最終利用者となるエンドユーザー様の名義で作成いただきます。譲渡・転売・名義変更はできません。
- 複数テナントを統合、またはテナント間でライセンスの移動はできますか?
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できません。
- 既にテナントを作成済み。こちらのテナントを使用できますか?
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できる場合とできない場合があります。事前に弊社へご連絡願います。