VMware移行の決定打。Proxmox VEの運用不安を解消する「InfiniCloud® HV Suite」とは?

目次

はじめに

BroadcomによるVMware買収後のライセンス体系変更を受け、移行先の仮想化基盤としてオープンソースソフトウェア(OSS)の「Proxmox VE」に注目が集まっています。

Proxmox VEは以下の特長を備えた、非常に完成度の高いOSS仮想化プラットフォームです。

・直感的で使いやすいWeb GUI
・HCIによるクラスタ構成の容易さ
・KVMとLXC(コンテナ)を同一基盤で運用できる柔軟性

特に「VMware代替」という観点では、機能面・コスト面のバランスに優れた選択肢として、多くの企業が検討を進めています。

一方で、エンタープライズ環境において「長期・安定運用」を前提とした場合、次のような懸念の声が上がるのも事実です。

  1. OOM(Out of Memory)キラーによるVM停止リスク
    ホストサーバーのメモリが逼迫した場合、LinuxのOOM Killerが発動し、意図せず仮想マシン(VM)が停止してしまうケースがあります。業務システムや基幹系サーバーでは、これは致命的なリスクとなり得ます。
  2. 高い自由度と引き換えの運用負担
    Proxmox VEは自由度が高い一方で、カーネルアップデートやセキュリティパッチ適用、ドライバ調整など細部まで自社で管理・検証する必要があります。
  3. エンタープライズ向けサポート体制の不安
    公式の商用サポートは存在しますが、基本は欧州時間(CET/CEST)ベース。障害発生時に「日本語で、即座に、技術的な深い切り分けまで」頼れる窓口がないことは、日本企業にとって大きな不安要素です。
  4. HCL(ハードウェア互換性リスト)が存在しない
    メーカー公式のHCLが存在しないため、ハードウェア/ドライバ起因の問題発生時に、「どこまでが自己責任なのか」が不明瞭になりがちです。

こうした「Proxmox VEは魅力的だが、そのままエンタープライズで使うのは不安」という声に対する解決策として注目されているのが、国産カスタムハイパーバイザーの「InfiniCloud® HV Suiteです。
本記事では、Proxmox VEの良さを活かしつつ、運用面の不安をどのように解消できるのかという視点で、InfiniCloud® HV Suiteをご紹介します。

※弊社はInfiniCloud株式会社のPremier Partnerとして、本製品を販売しています。

InfiniCloud株式会社について

InfiniCloud株式会社は、2001年に静岡県で創業し、2007年より国内でエンタープライズ向けクラウドサービスを提供してきた、日本発のクラウド事業者です。
IaaS/仮想化基盤の「利用者」ではなく「運用者」として、長年にわたりミッションクリティカルな環境を支えてきた実績を持ち、
その運用ノウハウをプロダクトとして具現化したのが「InfiniCloud® HV Suite」です。
国内企業ならではの、日本語による技術サポート日本時間での迅速な対応日本企業の運用文化を理解した設計が評価されています。

弊社KSGはInfiniCloud社のPremier Partnerです。
KSGのハードウェア最適化 × InfiniCloudのProxmox技術力により、お客様環境に最適な「Proxmox 仮想基盤」をワンストップで提供します。

InfiniCloud株式会社
創業:2001年11月
代表取締役CEO:瀧 康史
所在地:静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 5風来館5F
事業内容:クラウドインフラ賃貸事業、ホスティング事業、クラウドソフトウェア制作事業、ネットワーク、サーバインフラの構築、保守管理業務
HP:https://infinicloud.com

InfiniCloud® HV Suiteとは

InfiniCloud® HV Suiteは、InfiniCloud株式会社が提供する、エンタープライズ向けに最適化された国産ハイパーバイザー・ソリューションです。
単なるProxmox VEの再販ではなく、2007年からクラウドサービスを提供してきた「運用者」としての知見を詰め込み、「Linuxカーネルレベルでの独自カスタマイズ」を実施。リソースの「共有」より「隔離」を重視した設計により、高い安定性と運用性を実現しています。
管理はProxmox VEと同じWeb UIを利用できるため、新たな操作体系を学ぶ必要がないのも大きなメリットです。

■InfiniCloud® HV Suiteの主な特徴

エンタープライズ級の安定性

CPUスケジューラやメモリマネージャを再設計することで、メモリの過度なオーバーコミットを抑制し、OOM KillerによるVM停止リスクを低減しています。さらに、VM間のリソース干渉を最小化するためのチューニングのより高い隔離性を保ち、エンタープライズ利用に不可欠な安定性を確保しています。

データ主権とエンタープライズサポート

OSSのメリットであるベンダーロックイン回避を維持しつつ、InfiniCloud社によるエンジニアサポート(日本語・日本時間での直接サポート)を受けられるため、「OSSの自由度」と「商用サポートの安心感」を両立できます。

Proxmox VEとInfiniCloud® HV Suiteのサポート対応の違い

➤Proxmox VE商用サブスクリプション

➤InfiniCloud® HV Suite

  • InfiniCloud社のサポート担当者が、ユーザーに代わってProxmox社へサポートチケットを代理発行します。
    ※ユーザー様からProxmox社へ直接(英語)問い合わせることも可能
  • InfiniCloud社内に過去の対応事例(ナレッジ・データベース)がある場合は、チケットを発行せずに回答できるケースもあります。
  • Proxmox社による直接のサポート対応時間は、欧州時間:(CET/CEST)7:00〜17:00 が基本。
  • InfiniCloud社が自社クラウド基盤を運用する、経験豊富なエンジニアが直接対応するため、迅速かつ的確な問題解決が可能です。
  • 必要に応じてProxmox社へ協力依頼を行う場合があり、その際はProxmoxのサポートチケットを消費するケースもあります。
  • 対応時間:日本時間(JST)10:00〜18:00(InfiniCloud社 営業日)
    日本語・日本時間でのサポートにより、障害発生時のコミュニケーションロスを最小限に抑えます。

確実なコスト最適化

ホスト単位の固定料金(日本円)のため、為替変動ライセンスポリシー変更に伴う急な価格改定リスクから解放されます。

HCL(ハードウェア互換性リスト)

InfiniCloud社にて動作検証を行ったハードウェアについて、HCL(ハードウェア互換性リスト)を公開・保証しています。

メーカー
KEYAKI:https://keyakijp.com
Gigabyte:https://www.gigabyte.com/jp
xFusion:https://www.xfusion.com/jp

HCL(ハードウェア互換性リスト)に掲載のない機器につきましても、検証用機材を1台ご提供いただければ、InfiniCloud社にて動作検証を実施いたします。

Proxmox VEとの比較表

おわりに

Proxmox VEは非常に優れたOSS仮想化基盤ですが、「エンタープライズで安心して使い続ける」という観点では、運用・サポート・安定性に不安を感じるケースも少なくありません。InfiniCloud® HV Suiteは、Proxmox VEの柔軟性や操作性を活かしつつ、その弱点を「運用の現場目線」で補完した実践的な選択肢です。

・OSSを使いたいが、自己責任運用は避けたい
・VMware代替を検討しているが、安定性は妥協したくない
・国産・日本語サポートを重視したい

このようなお客様にとって、有力な選択肢となるはずです。

弊社では、InfiniCloud® HV Suiteのご提供をはじめ、Proxmox VE商用サブスクリプションの取り扱い、ハードウェア選定から構築・移行までを含めた仮想化基盤のワンストップ支援を行っております。
これまでの導入実績と蓄積したナレッジをもとに、お客様の要件や運用体制に合わせた最適な構成をご提案いたしますので、
仮想基盤の見直しやVMwareからの移行をご検討中の方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。

※記載されている製品名・会社名は、各社の登録商標または商標です。

■お問合せ先
KSG株式会社 SS営業部
メールアドレス:ss@ksgnet.com
電話番号:03-3233-8002

商品の選び方・カスタマイズのご相談も承っております!

tel:03-3233-8010

受付時間:9:00~17:30(定休日:土曜・日曜・祝日)

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