【2025年】Intel CPU内蔵 オンボードグラフィックス性能について
(2025/08/25更新)
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今回はオンボードグラフィックス(Intel CPU内蔵)の性能面についてお話していきたいと思います。
インテルの11世代以降のCoreシリーズCPUでは、Intel Iris Xeグラフィックスという内蔵GPUが
搭載されていたり、少しずつですが内蔵グラフィックも進化しています。
では実際、カードを載せるのと載せないのでは、どれだけ違うの?という疑問にお応えして、
今回は13世代CPUで、オンボードグラフィックと増設グラフィックの性能を測定・検証してみました!

今回の使用筐体は、HP Z2 SFF G9 / core i7-13700k (Intel UHD Graphics 770)/32GBメモリモデル。

HP Z2 SFF G9の特徴!
① 省スペースレイアウト!幅約40cm x 奥行約30cm x 高さ約10cm
② 縦置きも横置きも可能なので置き場所に困りません!
③ Core i5~i9 までの豊富なラインナップ!
④ PCI-Eはロープロファイル専用。NVIDIA GPUはロープロファイル対応のみ搭載可能
⑤ 静音ワークステーション!CAD専用室に設置しても稼働音はさほど気になりません。
2D CADおすすめ | 3D CADおすすめ | LLM AI学習用 | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5 14500 14コア | Core i7 14700K 最大5.6GHz 20コア | Core i7 14700K 最大5.6GHz 20コア |
メモリ | 64GB | 64GB | 64GB |
SSD | 1TB | 1TB | 1TB |
NVIDIA VGA | A400 4GB | A1000 8GB | L4 24GB |
OS | Windows11 Pro | Windows11 Pro | Windows11 Pro |
価格(税別) | 178,000円 | 258,000円 | 616,000円 |
商品詳細ページ | 商品詳細ページ | 商品詳細ページ |

検証ソフトは、ワークステーション系ベンチマークでお馴染み、SPECviewperf2020。
早速ですが、オンボードグラフィックス(UHD Graphics 770)でベンチマークをしていきます。

問題なく起動しており、重たいながらもなんとか動作するか‥‥?

ダメでした。途中で完全にフリーズしてしまい、応答なしになってしまいました。
Direct-Xならまだしも、OpenGLの3D CG環境はかなり動作が難しいようです。
続いては増設グラフィックの性能を試していきます。
今回使用するグラフィックカードはNVIDIA Quadoro P1000です。
Quadro系カードの中ではエントリーモデルに位置しており、4GBのVRAMを搭載しています。

結果としては、もちろん問題なくベンチマークを完了する事ができました。

3dsmaxのベンチマークはオンボードでも実施する事ができたので、結果を比べてみれば一目瞭然ですね!
オンボードグラフィックはオフィスソフトやWebブラウジングをするには問題ありませんが、
CAD・CAM系ソフトの動作は困難であり、カードの増設が必須と言えます。
参考までに他の増設カードで行ったベンチマーク結果を置いておきます。
カード選びの参考にしてみてください!
▼当店ワークステーションページ

今回ご紹介致しました、HP Z ワークステーションですが、当社では新品・中古と豊富に取り揃えております。
ワークステーションの導入をご検討の際はぜひご一報ください!
▼当店 NVIDIA GPUコントローラページ

最新のNVIDIA GPUコントローラを取り扱いございます!また、最新版は高額なので、性能面よりコスト重視の中古商品も取り扱いございます!
当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
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