ファイヤーウォールのトップメーカー「FortiGate」最新機種の70Gは保守延長購入がお得です!


目次

はじめに

セキュリティ対策の最前線を担うFortiGateシリーズに、待望の新機種「FortiGate 70G」が登場しました。
長らく多くの企業で活躍してきたFortiGate 60Fの後継機種として、セキュリティ環境のアップデートを検討されている方にぜひ注目していただきたいモデルです。

FortiGate 70Gの概要と60Fからの変更点

FortiGate 70Gは、これまでのベストセラーモデルである60Fのコンセプトを継承しつつ、最新のセキュリティ要件に対応するために最適化されています。

  • 位置づけ: FortiGate 60Fの後継機種
  • 性能: 大きな性能向上は謳われていませんが、最新OSである「FortiOS 7」に最適化されている点が大きなポイントです。これにより、FortiOS 7で提供される最新のセキュリティ機能や改善を最大限に活用できます。

現在FortiGate 60Fをご利用中で、リプレース時期が近づいているお客様は、この機会にFortiGate 70Gへの移行を検討されてはいかがでしょうか。

価格比較:本体と5年保守込みの費用

FortiGate 70Gは、本体価格だけを見ると60Fよりも値上げされています。しかし、長期的な運用を視野に入れた「5年保守契約」を同時に購入した場合、価格差は驚くほど小さくなります。

以下の表で比較してみましょう。

機種本体価格 (税抜)5年保守込み価格 (税抜)
FortiGate 60F ベースモデル105,000円249,000円
FortiGate 70G ベースモデル135,000円250,000円

(※上記価格は2025年6月20日の参考価格となります。)

本体価格ではFortiGate 70Gが30,000円の値上げとなっていますが、最長の5年保守を同時に購入した場合、その価格差はわずか1,000円に縮まります。この差であれば、最新機種を選ぶメリットは大きいと言えるでしょう。

FortiGate 70G ベースモデル

FortiGate 70G UTM機能版バンドルモデル

なぜ5年保守同時購入が強く推奨されるのか?

毎年更新も可能ですが、初期導入時に5年保守契約を同時購入することには、コスト面だけでなく、セキュリティ運用面で大きなメリットがあります。

1. コストパフォーマンスの向上
上記比較表の通り、長期的に見れば本体購入と個別更新を繰り返すよりも、5年保守同時購入の方がトータルコストを抑えられるケースがほとんどです。

2. セキュリティリスクの確実な回避
「担当者の退職で引き継ぎがされておらず、更新を失念してしまい、セキュリティホールが空いたままで運用」といったケースは、残念ながら珍しくありません。
保守契約が切れると、FortiGuardサービス(ウイルス対策、IPS、Webフィルタリングなど)が利用できなくなり、最新の脅威から保護されなくなってしまいます。5年保守に加入しておけば、このようなリスクを未然に防ぎ、常に最新のセキュリティでシステムを守ることが可能です。

3. 運用負担の軽減
毎年更新の手間が省けるため、IT管理者の運用負担を大幅に軽減できます。契約更新の時期を気にする必要がなくなり、より重要な業務に集中できるようになります。

まとめと推奨

FortiGate 70Gは、FortiGate 60Fからのスムーズな移行と、最新FortiOS 7への対応を実現する強力なファイアウォールです。

特に、初期導入時に5年間の保守契約を同時購入することで、トータルコストを抑えつつ、お客様のセキュリティ環境を長期にわたって堅牢に保つことが可能になります。

企業のIT資産を守る上で、ファイアウォールとその保守は非常に重要です。
ぜひこの機会に、FortiGate 70Gと5年保守の導入をご検討いただき、貴社のセキュリティ対策を盤石なものにしてください。


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