富士通サーバーXeonモデルのiRMC機能が便利
目次
iRMCとは
富士通のPRIMERGYサーバー(Xeonモデル)に標準搭載されているリモート管理用のハードウェアコントローラです。サーバーの電源状態に関係なく、遠隔地からのサーバー監視・操作・保守が可能です。

iRMC と ServerView RAID Manager の違い
2022年度以降に発売されたPRIMERGYサーバーでは、ServerView RAID Managerの機能がiRMCに統合されました。
ServerView RAID Managerを引き続き使用する場合は、最新バージョンのServerView RAID Managerをインストールして運用できます。
主な用途
iRMC :サーバー全体のハードウェアのリモート管理・監視
ServerView RAID Manager:RAID構成の監視・設定・管理
対象
iRMC :CPU、メモリ、ファン、電源、BIOS、リモート電源など
ServerView RAID Manager:ディスク、RAIDコントローラー、RAIDボリューム
リモート操作
iRMC :可能(電源、KVM、仮想メディア)
ServerView RAID Manager:不可(ローカルまたはOS経由)
対象OS
iRMC :OSに依存しない(OSが落ちても操作可能)
ServerView RAID Manager:OSが起動していることが前提