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2010年07月27日

Drobo Pro/Elite の大容量ストレージを、 VMWare ESX/ESXi から利用する

 サーバ本体に搭載可能なハードディスクの容量は限定されます。たとえば1Uラックマウントサーバでは、一般的に3.5インチHDDで2台/2.5インチHDDで4台(拡張した場合で6台)程度しか搭載できません。現段階では、3.5インチ最大容量の2TBハードディスクを2台で4TBが限界です。

 しかし、外部ストレージを利用すれば、それを大幅に増やすことができます。本体だけでは2x2TB = 4TBですが、Drobo Pro/Elite 1台で +16TB。合計20TBとなり、約5倍のディスク領域を実現できます。

 ハードディスクを最大まで搭載した状態で容量が不足したとしても、通常ならば、それ以上は増設できないのであきらめるしかありません。
 しかし、外部ストレージならば、単に本体を2台、3台と増やすだけで、簡単に容量を稼ぐことができます。100TB超えのストレージも、実現可能です。

 そこで今回は、Drobo Pro/Elite を、 iSCSIストレージとして VMWare ESX/ESXi から利用するための手順を解説します。

[準備するもの]

・管理用PC (Windows, Mac, Linux) : VMWare vSphere Client と Drobo Dashboardを導入済みのもの
・VMWare ESX/ESXiのインストールされたサーバ
・Drobo Pro/Elite (ハードディスク組み込み済みのもの)


[準備]

・過去のブログ記事などを参考に、管理用PCとDrobo Pro/Eliteを接続します。


[ディスク領域の確保と、ボリュームの作成]

Drobo Dashboardから、VMWareで利用するためのディスク領域を確保します。


Drobo Dashboardを開き、「高度な制御」ボタンをクリック。



ツールメニューの「ボリューム管理」をクリック。ここから、ボリュームを追加できます。



ボリュームを作成するので「ボリュームを作成」ボタンをクリック。



VMWare側でフォーマットするので、「なし」を選択します。



VMWare ESX/ESXi 4の仕様として、2TBを超えるiSCSIパーティションをマウントすることができません。そのため、今回は2TBを指定しました。
2TBを超える大容量パーティションは、仮想OSにiSCSIイニシエータを導入してiSCSIボリュームをマウントすれば、利用可能です。



まだボリュームは作成されていません。「変更を送信」をクリックし、ボリュームの操作を確定します。



ここで「はい、変更を」ボタンをクリックすると、新しいボリュームが作成されます。



新しいボリュームを作成しています。



新しいボリュームが作成されました。



Drobo Dashboard の「高度な制御」→「設定」を押すと、この画面になります。必要な情報なので、メモを取っておいてください。

以上で、Drobo上の作業は終了です。次からはVMWare vSphere Clientで作業を行います。


[VMWare ESX/ESXiの設定]


まず、iSCSIのボリュームをマウントします。「構成」タブの、ハードウェア→ストレージアダプタ メニューから、「iSCSI Software Adapter」を選択し、プロパティを選択します。



「追加」ボタンをクリック。



iSCSIの接続先(DroboのIPアドレス)を入力します。



「はい」をクリック。



成功すれば、このようにiSCSIターゲットが表示されます。



左側の「ストレージ」をクリックし、右上の「ストレージの追加」をクリックします。



「ディスク/LUN」を選択。



先ほどDroboで作成したiSCSIボリュームを指定します。



「次へ」をクリックします。
ここで "ホスト構成中のエラー : Failed to get disk partition information" と表示される場合は、Droboにてパーティションサイズを2TB以下に縮小してください。VMWare ESX/ESXi 4の制限で、2TBを超えるiSCSIパーティションはマウントできません



データストアの名称を入力します。



ブロックサイズを入力します。ほとんどの場合は、デフォルトで問題ありません。1



「次へ」をクリックすると、データストアが作成されます。



このように、データストアが追加されていれば成功です。


[仮想マシンの作成と、OSのインストール]

仮想マシン作成時の手順は、ローカルのハードディスクに仮想マシンを作成する場合とほぼ同じですが、ひとつだけ手順が異なります。



データストアを選択する際に、先ほど作成したiSCSIのデータストアを選択します。



あとは通常通りOSをインストールできます。

TX100 S1